
着物 レトロモダンを着こなしたら、見える世界が変わる…そんなお話を今回はお伝えしていきたいと思います。
ちょっと前から新しい大河ドラマが始まりましたね。
今回の主役は明智光秀。
有名な戦国武将もでてくるし、戦国時代ものはやっぱりワクワクしますね。
重厚な時代劇も、コメディタッチの時代劇も着物を着てるから雰囲気が出ますよね。
基本的なフォルムはあまり変わらないけれど、実は着物も時代時代によって色々と違いがあるんです。
ヘアスタイルも簡単に結んだだけという感じが多いです。
戦いの時代はおしゃれより動きやすいとか機能性重視だったのかもしれませんね。
江戸時代、明治、大正、昭和、平成と時代が移り変わってきましたが、同じように見える着物も時代時代によって伝統や流行りや特徴があるんですよ。
前田慶次と言えばイメージしやすかもしれません。
古典というのは、江戸時代やそれよりももっと前の着物にも使われていた柄やデザインのことです。
クラシックスタイルですね。
きれいで、品があって、いつ着ても流行りすたりありません。
イメージ的には舞妓さんが着付けられているようなものものです。
舞妓さん、あこがれるなぁ~。

このあたりの着物はアンティーク着物と呼ばれ販売されていることも。
今だとレトロっぽく感じると思います。
私の祖母の着物もそんな感じでした。
モダンはもうちょっと現代的で、大きめの幾何学模様がデザインされていたりリボンなんかが描かれていたり、ポップ、キュート、シック、そんな言葉がぴったりです。
レトロモダンはそのミックスという感じです。
古典柄の菊やぼたんの花の種類のモチーフを使っていても、ビビッドカラーでポップにモダンにまとめていたり、逆に色みをちょっとくすませてレトロ感を出していたり。
一言でいうと、すごく自由な感じです。
なので、ブランドやデザインする人によって、シックだったり、キュートだったり、テイストが全然違うんです。
コムサは、洋服だと、シンプルでシックなテイストが多いですが、着物も落ちつきがありつつかわいい感じのがけっこうあります。
TSUMORI CHISATOも着物をデザインしているんですが、TSUMORI CHISATO作品はポップだったりスィートだったりいろいろな感じものがあります。
モチーフも気球や女の人の顔とか、クラシックスタイルではないような独特のデザインも多いです。
色づかいもペールトーンで優しげなものもあれば、ビビッドカラーでインパクトのあるものまで幅広いです。
さらに興味を持てたなら実際に店舗に足を運んでみるのもいいでしょう。
えっ、こんなデザインもあるの?ってびっくりするかもしれません。

着物って、年齢問わず誰が着てもきれいですけど、レトロモダンは若い女性向けのデザインが多いから、これから成人式や卒業式がある人が選択されてもいいんじゃないかなと思います。
着物より洋服が好きっていう人や、ほかの子と同じのなんてイヤという人、自分の好きなものや個性を大事にしたいっていうおしゃれさんにもおすすめ。
もちろん普段着の着物だけじゃなくて、振袖や袴とかフォーマルにも着ていけるデザインがあるので、TPOは心配しなくても大丈夫。
レンタルできるものもたくさんあるので、毎回違うデザインの着物だって着られちゃいます。
あえてきっちりしたまとめ髪や新日本髪をあわせても素敵だし、着物をドレスに着替えたらそのままパーティや二次会にいけるようなハーフアップも似合いそう。
髪飾りやメイクで迷ったら、ポイントカラーを選ぶのがおすすめ。
着物の柄やデザインの中に使われている1色を使うを全体的にまとまるし、中でも全体のキーカラーになっているような色のものをチョイスするとぐっと印象的になりますよ。
と、まぁ…
着物 レトロモダン 着こなしについて駆け足で説明していきましたが、ズバリ言いたい事とは…。
“あなたの特別な日に、あなただけの特別な着こなしで誰にもまけないヒロインになろう!”という事。
私は、次回の茶道のお稽古の時やマナー講習会の時にちょっとおしゃれに挑戦していきたいなと思います♪
いつもと違った着物を着て茶道具を持ち歩くだけでも、見える周りのviewが一変しますからね。