着物を安い、かわいいだけで決めちゃダメな理由

着物は安い かわいいだけで決めてしまうと、損をしてしまうことがあるんです。
それってどういうことなのか?

では順を追って少しづつ解説していきましょう。

その前に簡単に私の自己紹介を…。

こんにちは。
私は大阪で働く現役美容師のサイト管理人、中村と申します。

ヘアメイク業務をメインに活動しているのですが、“ブランドcolors”というグループを通して年間200件ほどの着付けを行っております。
北は北海道各エリア、南は沖縄諸島にまで出張させて頂いてます♪
(ガイドブック持って現地の郷土料理食べるのが超楽しいんですよねぇ。グルメ旅行…。)
将来の夢は、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の隣に“着物共和国”を作ってワイワイ過ごすことです♪

このブログ内で熱い思い知識流行トレンド、そしてあなたが着物を着ることによって魅力を何倍にもUPするためのポイントというものをトップページとカテゴリーページでご案内していきます。

着物は安い かわいいで選ぶものではない理由をその中でお伝えしていこうと思います。

着物初心者の方にも理解してもらえやすいように編集していきたいと思いますので最後までお付き合い願います♪

着物『安い、かわいいだけで判断しないで…グスン。』

『きもの着たいんだけど、きものに対しての知識が全く無い…。』

『どこのショップで購入、レンタルすればいいの??』

『着物を着るときにいくつか必要なものがあると聞いたんだけど、何が必要??料金の内訳は??』

『セットと単品ばら売りはどちらのプランがおすすめ??』

『帯揚げって何?TLサイズって何??』

『仕立てはやってくれるのでしょうか?仕上がりまでの時間はどれくらいかかりますか?』

新品の着物を購入するとしたらいくらくらいかかるのか?
レンタルするにしても送料が結構かかるんじゃないの??返却の際はどこの配送会社を使うの??予約はどれくらい前からしてたらいいの??とか分からないことだらけです。

まずは着物のことを少しでも知ったうえで選ばないと、着物の“本当の価値”を計れないですよね。

着物を安い、かわいいという理由だけで購入してはいけない理由の一つがこれです。

ちなみに余談ですが…、先ほど話した“TLサイズ”って分かります??
ネットとかで見てみると、“大きいサイズトールサイズコスプレ M/L/TL”という表記が目に付くと思います。

これね答え言っちゃうと大きいサイズ(トールサイズ)ということです。

着物関連って、難しい漢字ばかり使ってるのに急にアルファベットやカタカナが出てきて違和感感じません??
これには理由がありました。

昔の日本女性は今の日本女性と比べると、小柄な方が多かったんです。
なので着物に大きいサイズというものがなかったんですね。

大柄な女性の着物需要が高まってきたので、その後作られたサイズがトールサイズなんです。
だからカタカナ(アルファベット)なんですね。

漢字で“巨身サイズ”と書かれていたら風情も何も…。という感じしますもんね。

話が脱線しましたが…、とにかくまずは何をどう動けばいいか分からない人、結構多いんですよね。

かといって無知の状態で呉服屋さんに行くのもなんか怖いし、何も知らないことを店員さんに笑われちゃうかも…なんて考えちゃいますよね。

『じゃぁ、ネットで検索したり楽天オークションやフリーマーケットで入札して買うよ。配達もしてもらえるでしょ。
知識をある程度学んでぇ…。
着物 安い かわいいって検索すればいいんでしょ。』

あぁ、いかにも確かに今の時代っぽい考え方ですよね。
しかし、その口コミやレビューにどれほどの信頼を置けますか??
いまや評価をお金で買えてしまう時代ですよ。

 

良心的なネットショップもあるでしょうけどね。
私の家の近所で言うと、きもの遊美さんというところがネットで販売などやっているようですが…

膨大なネット情報の中から良いショップを探すのも結構面倒だし難しいんです。

あ、それと自宅に送られてきたパンフレットやチラシを持って、フラッと呉服店のイベントに行くのはやめましょう。

何故って??

知識がないということはどういう判断基準で着物を選びますか??
着物を安い、かわいいだけで選んで何となく買っちゃうでしょ??
そうしてしまうと後悔と大損のダブルパンチを喰らう羽目になるかもしれないからです。

例えばおなかが減ったとき、100円で済むからといって、食事のたびにポテチばかりを食べますか?

あるいは、見た目が超美味しそうなケーキばかりを毎食食べますか?

そんなことしてたら体を壊しますよね。私はグルメモンスターなので自分の欲望に忠実ですが…。

オホン、話を戻します…。

第二次世界大戦前の日本に比べると、“洋服”という西洋文化が広まり、着物を着る日本人が大量に減りました。
国内での着物の市場、ニーズが激減したのです。

着物屋さんも生き残るためには必要なことなのかもしれませんが、売上をキープするためにお客様に高い着物を売りつけたりするスタッフさんも存在するようです。

あな、恐ろしや~…。

いまや外国人観光客が日本に来て挑戦したいことの上位に“着物を着る”というのが常にランクインしているようです。
お寺や神社に行くと、着物を着て御朱印巡りをしている外国人旅行者もしばしば見かけます。

日本人として誇らしいと思いますし、そんな日本文化を国民は知っておきたいですよねぇ。

着物を安いとかかわいいという陳腐な言葉で評価するのは○○の証

着物を安い かわいいだけで選ぶということは、まだ着物の素晴らしさを半分しか知らない状況であると言えるでしょう。
2500年以上続く、我が国日本の伝統文化はそれだけ深く、そして美しいのです。

しかし着物を“知らない”ことを恥じる必要はありません。

戦後の日本には、外国から“洋服”という文化が伝わり、普段着に着物を着られることがほとんどなくなってきました。

きっとあなたの両親も戦後生まれであれば、着物についての知識は皆無なはずです。
あなたのまわりに“きもの”を指南する先生がいなかったのです。
だから安心して無知を気取ってください。

 

※私のお気に入りのは紅葉柄の帯と淡い水色の着物♪

 

着物は安い価格かわいい色、でと最初は私も思ってました

私は古都京都は宇治まで着物というものを勉強しに行っていたんですが、着物のことを色々学ぶまでは昔の日本人が、みな当たり前のように着物を着ていたなんて考えたこともなかったし…。
小紋(こもん)と聞いたときにも『ファ!?お尻で…すか??』とまぁこんなひどい有様です。
~無料(タダ)より高いものは無い~という言葉がありますが、着物もいくらデザインが良かったり、値段が安いからという理由で購入したりすると、手に持ったときに生地が“ペラペラ”だった…というのもよく聞く話です。

生地の種類もそうですが、着物関連の種類だけでも、多岐にわたって様々なものがあるんです。

“え!?そんなに種類あるの??”って思いました??

OK!!では少し例を挙げてみましょうか。

 

【かしこまったフォーマルな場の着物】
第一礼装(だいいちれいそう)
打掛(うちかけ)
黒留袖(くろとめそで)
本振袖(ほんふりそで)
喪服(もふく)
【フォーマルな場にも着ることができる略礼装】
色留袖(いろとめそで)
訪問着(ほうもんぎ)
振袖(ふりそで)
中振袖(なかふりそで)
小振袖(こふりそで)
色無地(いろむじ)
江戸小紋の紋付(えどこもんのもんつき)
【堅苦しくない場の着物】
付け下げ(つけさげ)
付け下げ小紋(つけさげこもん)
小紋(こもん)

ほら、だんだんと着物についての知識が深まってきてるでしょ??
着物は安い かわいいだけで判断すると何となく マズそうな雰囲気が伝わりましたか??
ではもっと掘り下げていきますよ。

 


かしこまった場で着る着物は、結婚式やお葬式などの公的な儀式等においてのみ着用されるものです。
確かに喪服を普段着にしている人なんて見たことないですもんね。

女性に限って言えば結婚しているかしていないかで着用するものが変わってきます。
こういった知識は知っておいて無駄ではないですよね。

略礼装は先ほど説明したかしこまった場で使用できる着物よりもフォーマル過ぎず、色合いやデザインなども華やかなものがたくさんあります。

しかしやはりしっかりと作られた着物であるのでこちらも記念事に使うような、特別な装いと言うことができます。
初詣に行くときに着るきものはこの略礼装ですね。

未婚の人は振袖、既婚の人は訪問着、という感じです。
略礼装についてもちゃんとした知識を持っておくべきであると思います。

堅苦しくない場の着物というものが世間一般の方がイメージする着物に近いのではないかなと思います。
カジュアルな場面で活躍する着物でいわゆる外出着ですね。

カジュアルな着物を着て、全国の名所をさんぽするというアクティビティもなかなか気持ちがいいんですよ♪
フリフリのお洋服を着てケーキを食べるのもいいですが、たまには着物を着てお抹茶と和菓子を頂くのもいいものですよ♪

最近では“hiromichinakaNoブランド”が安くて評判ですよね。
ナカノヒロミチプレタで検索すると“洗える着物”がたくさんヒットすると思います。
私は今春に洗えるきものの福袋をようやくGETしましたぁ♪

 


2019年丹後きものまつりin天橋立(https://www.amanohashidate.jp/event/より引用)
こういったイベントは観光事業振興に大きな効果がありますよね♪とても楽しかったです。
 

とまぁ、登録されているものだけでもこれだけの種類があるんです。
現代のレディースファッションよりも種類が多いと思いませんか!?

まぁ、あれです。ほとんどの人が着物の“き”の字も知らないんです♪

着物を安い かわいいだけで選んでいる人が、実は大半なんですよね。

だから一人でも多くの人々に私の着物サイトをゆっくりとご覧になって頂きたいわけです。
このサイト内には着物の歴史を始め、どう着こなすのが今のトレンドなのか?までをしっかりと網羅しています。
トレンドに関しては、まだまだ大正ロマンを感じさせるような“レトロモダン”あるいは、“レトロカジュアル”が注目の流行テーマになるでしょうね。
私の記事を読んだ後には着物に詳しくなって、着物姿を披露する場面ではまばゆいほどスポットライトを浴びるヒロインになっているはずです。
着物なんて着付けて貰った後は、なんとなく適当にやっとけばいいんじゃないの??”
いいえ!!
着物を身にまとった瞬間からあなたは厳しくややこしいルールの中で活動することを求められます。
作法を無視した振る舞いは、“世界観”とか“オリジナル”ではなく、タダの無礼者です。
せっかく外見を美しくしても作法で恥ずかしい思いをするのは残念すぎますからね。
私の会員様には、着付けの際に必ずお伝えしているんですが、もし作法やルールに自信がない場合は周りの詳しい方や、着付けの先生に聞いてみましょう♪
先ほども軽くお伝えしましたが、この着物というものは相当ニッチな代物ではありますが、知識も無く飛び込んでいくと大やけどをしてしまう危ういものでもあります。

東京のお客様で最近、悪徳業者から相当額の被害を受け悲しい体験をされた方も知っています…。

私の言葉があなたをそういった危険から救えることを願っております♪

見学も随時募集してますので、お気軽にご連絡ください。


写真:bow 京都は嵐山駅にある“キモノフォレスト”。ライトアップも超きれいなんです♪

あとがき

小池知事が『2020年は東京から日本の美容を提供したい』ということを話しておられました。
オリンピックを機会に、より世界中の人々が日本の“美”を再確認していくことになるでしょう。

 

では最後に私がよく活用している着物のオンラインショップを紹介させて下さい。
なぜ他社ではなく“このショップ”を紹介するのか??
それは、あなたがお店選びで失敗しないようにです。
参考までにご覧下さい。

おまけ“RYOKOご用達着物ショップ”(他社に比べての多数のメリット解説付き)

▼広告リンククリックで“きもの365”に移動します▼

 

私が今回紹介したいお店とは“きもの365”です。
まずは“きもの365”を利用するにあたっての大きなメリットと他社との違いは以下の感じです。

・ブランド着物も盛りだくさんで着物の種類が非常に豊富。(初心者安心♪)
・着物を着る際に必要なものを、全て一式でまとめ借りできちゃう。(初心者安心♪)
・シーン別目的別で着物がちゃんと仕分けされている。(初心者安心♪)

 

これが他社と比べての大きな特徴なんですが、もっとメリットがあるんです。

・利用者対象の顧客満足度が95.3%と、きめ細やかなサービスの裏づけがちゃんとできている。
・芸能人利用者も多数。
・品質がとにかく良く、気に入った着物が見つけやすい。
・面倒なクリーニングをせずに気軽に返却できる。
・送料完全無料、返金保証も徹底。
・サイズも豊富に準備されているので体にピッタリ合う着物を探せる。
・キャッシュレスでお支払いの場合5%還元キャンペーン実施中。(2020年6月まで)

大手チェーンだからこそ、これだけのメリットがあるんでしょうね♪
あなたの着物探しの参考にどうぞ。

 

 

これ、めちゃくちゃ可愛くないですか!?ネコちゃんの帯♪
名古屋帯というものなんですが、ラブリーな感じが癒されますよね。

着物って思ってるほど堅苦しいものではないので、遊び心もドンドン取り入れながら楽しんでみましょう♪

出典:jp.pinterest.com

しかし、和服って画像を見てるだけでも楽しいですよね♪
“ネコのミモロ” “きもの暦(こよみ)”という方々も着物についてのブログを書かれています。

もしご興味があれば、覗いてみるといいですよ♪

 

 

 

 

 

 

紅葉に舞楽模様振袖(もみじにぶがくもようふりそで)

島原褄模様と呼ばれる種の着物です。京都の遊郭(島原)にいた女性が好んで着ていたことからこの名前が付きました。
今ではなかなかお目にかかることができない着物です。

出典:松坂屋京都染織参考館資料

 

 

 

 

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